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書名 昭和30年代に学ぶコミュニケーション : 不易流行の考え方
著者名 宮田 穣
分野 コミュニケーション
紹介文 『ライバルは、1964年』
 これはACジャパンの2016年度全国キャンペーンCMのキャッチコピーです。テレビや新聞で誰もが一度は見たことがあるでしょう。1964年とは、東京オリンピックが開催された年です。この広告はコメディアンの植木等や新幹線、満面に笑みをたたえた親子や子どもたちの写真が満載です。最後に「2020年に向け、日本を考えよう」というメッセージが出て、再び東京でオリンピックが開催される2020年を前に、現代社会が失ってしまったものを取り戻そう、あの頃よりもっと頑張ろう!…と言っているように聞こえます。この時代が今より本当に良かったのか、本当に今より頑張らなければならないのか…そう思うのは人それぞれですが、この頃を知る世代の者を単純にノスタルジックな気分にさせる広告です。
 さて、この1964年を含む昭和30年代を舞台にした『ALWAYS三丁目の夕日』という映画があります。この映画に出てくる風景を題材に、当時の日本のコミュニケーションを振り返り、そこからスマホ・ネット時代のコミュニケーションのあり方を見つめ直しているのが『昭和30年代に学ぶコミュニケーション』という本です。サブタイトルにある「不易流行」とは、いつまでも変わらない本質を忘れずに、新しく変化するものを取り入れていく、という意味です。昭和30年代なんて、学生のみなさんには想像もできない大昔ですが、手段が大きく変わっても、コミュニケーションの目的は変わっていません。『ライバルは、1964年』や『ALWAYS三丁目…』の映像を重ねて、是非読んでみてください。
※『ALWAYS三丁目の夕日』(DVD)は図書館で観ることができます。



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