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紹介者 韓文熙先生
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書名 西田幾多郎:生きることと哲学
著者名 藤田正勝
分野 東洋思想
書評  近年、あらゆる学問分野(哲学、人類学、言語学、神経心理学、生物学、人口知能研究など)において、近代合理主義(二元論、表象主義、還元主義)の限界を指摘し、人間の行動および社会(世界)の本質をより的確に(深く)理解するための新たな視点の必要性を強調する研究が進展しています。そのような流れのなかで、現象学(phenomenology)、Henri Bergson、William James、西田幾多郎の哲学、身体化認知(embodied congnition)などに関する世界の関心(評価)が高まっております。
「・・・我々がそこから生まれ、それに於て働き、そこへ死んで行く歴史的実在の世界というものはどんなものであるか。・・・哲学は我々の自己が真に生きんとするより始まる。我々の自己の自覚の仕方であり、生き方である。・・・世界は、外から見られ、観察される世界ではなく、われわれがそのなかで行為する世界、その意味でわれわれを包む世界である。・・・」(西田幾多郎全集から抜粋、引用)
日本最初の哲学書といわれる『善の研究』の執筆者であり、思考の鉱脈を探して、ひたすら「自ら思索する」ことを、そして「真に生きる」とは何かを追い求めた西田幾多郎(1870年5月19日−1945年6月7日)。
 まずはこの本(西田幾多郎 – 生きることと哲学)に出会い、「人間/世界の本質的なあり方」、「真に生きること」などについて考えてみてはいかがでしょうか。



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