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紹介者 のずみ
コラムタイトル 小説と脚本の繋がり
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書名 ドラマ脚本の書き方 : 映像ドラマとオーディオドラマ
著者名 森治美
分野 文学理論・作法
紹介文  読者諸兄姉、「脚本」というものをご存知だろうか。
小説と違い、文学的表現は極力さけ、人物の心情表現はしてはいけないのが原則である。また、書き方の形式が存在し、基本的に小説のように読むことを目的としない。では、何に使うのか。
 脚本は、テレビドラマ・映画・アニメ・演劇などを作るときに必ず必要とされるものである。小説がそれ単体で完成されているのに対し、脚本は、映像化されたり、音声化(オーディオドラマ)されたりすることで、初めて完成品となる。いわば、小説が家であるのに対して、脚本は設計図である。
 この完成品であると小説と、未完成品である脚本は表現方法や形式などから、一見繋がりがないように思えるが、実は微妙な繋がりがあると私は思う。昨今、「半沢直樹」というドラマが一世を風靡した。このドラマの原作小説はもともと売れていたのだが、ドラマが放送されたあと、ぐんぐん売れ行きを伸ばし、ドラマ放映前と比べて倍以上の売り上げを記録した。これは、原作を脚本に構成しなおし、原作の良さを世間に知らしめた結果であると思う。このように脚本はテレビを通じて、良い小説を世間に広めるのに一役買っているのだ。



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